
「FreeBSDの悪魔本」、待望の改訂!
本書が対象とするのはFreeBSD 11カーネル内部の構造であり、その設計方針やデータ構造、システム機能を実現するために利用されるアルゴリズムについて解説する。
本書のカバーする範囲はFreeBSDのシステムコールから下の部分─つまりカーネルインタフェースからハードウェアに至るまでである。
カーネルが提供するシステム機能には、プロセス管理、セキュリティ、仮想記憶、入出力システム、ファイルシステム、socket IPC機構、ネットワークプロトコル実装、などが含まれる。
システムコールよりも上位の部分─ライブラリ、シェル、コマンド、プログラム言語、その他のユーザーインタフェースなど─については、一部の端末インタフェースやシステム起動時に関するものを除き対象とはしない。OrganickによるMulticsの解説書[Organick, 1975]に倣い、本書は近代オペレーティングシステムを細部に渡り考察することを目的としたものである。
