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開催日:2026年3月14日(土)〜17日(火) 会場:東京都多摩市 LINK FOREST
2026年3月、東京都多摩市にて「HUMAI Spring Camp 2026」が開催されました。今回の合宿は、学生が主体となり事務局と共同で企画・運営を行う初めての試みとなりました。HUMAIメンバー59名に加え、外部からの参加者34名も加わり、4日間にわたって活発な対話と交流が繰り広げられました。その様子をダイジェストでお届けします。
時間 | 内容 |
|---|---|
15:00〜16:00 | 開会式 |
16:00〜18:00 | 交流 |
20:00〜22:00 | チョークトーク |
15時からの開会式を皮切りに、Spring Camp 2026が幕を開けました。

開会式後は16時から18時にかけて、ホールBにて参加者同士の交流の時間が設けられました。HUMAIメンバー59名に加え、外部からの参加者34名、松尾研究室の見学者も加わり、初日から幅広い顔ぶれによる対話が生まれました。


夕食後の20時からは、ホールBおよび研修室Aにて「チョークトーク・交流」を実施。ホワイトボードを使った即興的な講義形式で、参加者が自身の関心や研究について語り合いました。

時間 | 内容 |
|---|---|
10:30〜12:00 | 対談(オードリー・タン氏×東浩紀氏) |
12:00〜13:00 | アフタートーク(オードリー・タン氏×東浩紀氏) |
14:00〜16:00 | 講演(谷口忠大氏) |
16:00〜18:00 | 学生企画①(AI技術相談会・学際交流会) |
18:00〜20:00 | 夕食(ビュッフェ) |
20:00〜22:00 | チョークトーク・交流/個別集中議論 |
午前10時半からホールAにて、HUMAIの理念や研究の方向性と親和性の高いゲストによる対談・講演を実施しました。
・オードリー・タン氏×東浩紀氏による対談:「プルラリティ・AI・民主主義-喧騒と幻想を巡って-」
・谷口忠大氏(京都大学)による講演:「Collective Predictive Coding:身体から社会までを包摂する人間知性の理論形成に向けて」




対談・講演後の質疑応答では積極的に質問が寄せられました。
また、講演後にはゲストを囲んだ学生主体のアフタートークも実施。運営メンバーのファシリテーションのもと、英語を中心にゲストとの対話が行われました。

イベント終了後、オードリー氏からは次のようなコメントをいただきました。
「年配の研究者よりも学生が主導していた。交流の時間がとても良かった。」
オンラインでは交流したことがあっても、会ってみると印象が変わったりすることもあり、やはり対面で会うことでしか得られない経験があると思いました。オードリー・タン氏と東浩紀氏の対談はもちろんのこと、個別の座談会が大変印象的でした。(メンバー)

16時からは、奨励金Bのメンバーによる企画として「AI技術相談会・学際交流会」を実施。AIに詳しいメンバーによる人社系メンバーへのAIレクチャーと技術相談の時間に加え、ニコニコ動画風のコメントが流れるスクリーンを活用した学際的な交流企画が行われました。



技術相談会では自分の研究についてAIの専門の方々にご相談させていただいたことでAIについての解像度が高くなり、自分がしている研究をよりブラッシュアップできることに気がつくことができました。これは異分野の方と交流しないと起きないことで、HUMAIでないと起こり得ない経験でした。(外部参加者)
夕食ビュッフェでは、広報グループによるアンケート企画や一年間の活動を通したメンバー表彰が行われました。








夕食ビュッフェの後、20時からは前夜に続き「チョークトーク・交流」および個別の集中議論の時間を設けました。


参加者の声:
自由に討論できる時間がかなり余裕を持って長くとっていただいたので、表層的なプレゼンテーションではわかりにくいその人の認識論であったり、分野としての「常識」のようなレベルまで議論することができ良かった。(メンバー)
時間 | 内容 |
|---|---|
10:00〜16:00 | フラッシュトーク |
16:00〜18:00 | 学生企画②(学際交流) |
20:00〜22:00 | 令和版ダートマス会議 |
10時から15時にかけて、研修室A・A2の2会場で「フラッシュトーク」を実施。今期の研究に関するショートプレゼンとして、53名の学生がプレゼンを行いました。




16時から17時には、学生企画②として学際交流の時間を実施。学部を超えた参加者同士の交流が図られました。



夕食後の20時からは、「令和版ダートマス会議」と題し、これまでの議論を踏まえて第二期に向けた新たな研究の構想などについて議論を行いました。

時間 | 内容 |
|---|---|
9:00〜10:00 | 令和版ダートマス会議の情報共有 |
10:00〜11:00 | もくもく会 |
11:00〜12:00 | HUMAI宣言 |
12:00 | 解散 |
最終日は9時から、前夜に行われた「令和版ダートマス会議」の情報共有からスタート。10時からは各自で研究に向き合う「もくもく会」の時間を設けました。
11時からは、これまでの議論の集大成として「HUMAI宣言」を実施。個々のアウトプットに加え、全体での宣言文作成を行いました。12時に解散し、4日間にわたるSpring Camp 2026は幕を閉じました。



非常に濃密な交流を行うことができた。特に、外部参加者はHUMAIの理念のど真ん中にいないけれど関連する分野にいる方が多く、お互いに大きな刺激を与えあうことができたように思う。(メンバー)
運営側の視点ではありますが、すべての企画が想像の上をいっていました。改めてHUMAIコミュニティのレベルの高さを思い知りました。(メンバー)
参加者アンケート(回答85件)では、次のような結果が得られました。

HUMAI Spring Camp 2026は、学生が主体となって企画・運営を行う初めての合宿として、これまで以上に活発な対話と交流が生まれる場となりました。今後は、令和版ダートマス会議で描かれた第二期に向けた研究構想やHUMAI宣言を土台に、オンライン定例会や議論会などを通じて、より深い対話が生まれる場づくりを進めていきます。
この合宿で生まれた問いや仲間との繋がりは、今後の研究や実践のなかで新たなかたちをとって再び現れるでしょう。新しい知の地平を切り拓くために、これからも日本財団HUMAIプログラムの挑戦は続きます。