ゲンロン
ZEN大学は「ゲンロンカフェ」とコラボし、学生が新しい「知」に出会える場を創出します。
学生の学び
ZEN大学では、東浩紀による授業を行います。さらに学生は授業を履修することにより、「ゲンロンカフェ」[*1] での対話型講座のイベント[*2] を通して、知の引き出しを増やせます。学生は、作家など各界で活躍するゲストから幅広い視野を得るとともに、自分の考えや価値観を深めることができます。
ゲンロンとは
「ゲンロン」は批評家の東浩紀が創業した企業です。学会や人文書の常識にはとらわれない、領域横断的な「知のプラットフォーム」の構築を目指し、10年以上活動を続けてきました。
出版事業に加え、東京・五反田のイベントスペース「ゲンロンカフェ」の運営や、独自の動画配信プラットフォーム「シラス」の開発などを通じ、最先端の知を社会に開いています。
多彩なゲストが意見を交わす
「ゲンロンカフェ」
何を学ぼうか悩んでいる君へ
私の専門とする人文知は人間について考える学問です。人文知を深めるためには、大学の外で生きるさまざまな人たちを知ることが必要なのですが、大学の中には大学人しかいない。この矛盾を、どうにかできないだろうか?
一方で、大学で得る知識は重要ですが、より大切なのは考えること。ですが、考える行為は、この現代において意識されがちな“タイムパフォーマンス” に反しています。これもまた、人文知そのものがはらんだ矛盾と言えることでしょう。
私はZEN大学を舞台にして、これらの矛盾に挑戦したいと思っています。例えば、授業で著名な文化人を招き、時間をかけて存分に対談や講演をしていただく。それに対して、学生たちからもコメントしてもらえるような授業をつくりたい。さまざまな分野の、ありとあらゆる対話を通して考える喜びを知り、知の扉を開くきっかけを提供できればと思っています。
ZEN大学 教授
東浩紀
Azuma Hiroki批評家・作家。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』(講談社現代新書)、『新記号論: 脳とメディアが出会うとき』(共著、ゲンロン叢書)など。
※記載しているZEN大学(仮称)の大学名や職名は全て予定です。