こんにちは、N/S高新聞実行委員の瑠璃です。8月24日に開催された 「夏のZEN大(仮称)(設置認可申請中)体験祭」に参加し、実際に行われる授業を体験しました。今回体験したのは「現代社会と数学ー夏の特別バージョンー」「デジタルイラスト演習基礎 画作り編」の2つです。ぜひ参考にしてください。
ライブ授業のココがスゴイ!
授業を受けて、まずパソコンの画面いっぱいに表示される授業スライドの見やすさに感動しました。授業者の先生や他の生徒にさえぎられず、どんな環境でも同じように授業を受けられるというのは、オンライン授業ならではです。
もうひとつすばらしいと思ったのが、チャット機能です。ちょっとした感想からふと感じた疑問まで、さまざまな場所で同じ授業を受けている仲間と共有できます。一人でパソコンの前に座っていても、みんなと一緒に授業を受けていることを実感できてワクワクしました。またリアルで授業を受けているとき、手を挙げて質問するのも、授業後に個別に質問するのも、なかなかハードルが高いものです。けれどチャットなら、感想を呟くのと同じくらい、気軽に質問できるはず。先生がその場で答えてくれるので、理解が深まること間違いなしです。こんなにも授業を受けやすい環境は他にないと、心から思える時間でした。
苦手な人ほど受けてほしい数学の授業
数学、得意ですか? 私は正直苦手です。おびただしい量の数字と記号を見ていると、目がまわるような気さえしてきます。
ZEN大学の数学の授業には、大きく3つの種類があるそうです。1つめは「数学を楽しむ」ことを目的とした授業。難しい計算などは扱わず、数学の歴史や社会との関わりなどを学びます。2つめは「数学を使えるようにする」ための授業。経済学や情報科学を学ぶ人に必要な、具体的で実践的な数学です。3つめは「数学を探求する」授業。数学科で行われているような、数学好きのための授業です。
今回私が体験したのは、1つめの「数学を楽しむ」授業です。数学と聞いて想像していたような難しい話はなく、とても楽しく受けることができました。数学を使ったマジックの紹介なども交えつつ、数学が社会のどのようなところで使われているのかを学びました。算数を初めて教わったころのようなワクワクを感じさせてくれる授業でした。
イラストの授業、可能性は無限大!
芸術学部でもないのにイラストの授業……? そもそも私のようなイラストに興味のない人間には関係ないのでは……と思いつつ受けた授業。今回学んだのはデザインに関する理論です。おおまかにまとめると、「人間の特性を理解することで、視線を誘導する効果的なデザインができる」という内容でした。
どうでしょう。イラストにとどまらず、ありとあらゆるアート、さらにはプレゼンテーションの資料作りなどにも活かせそうではありませんか。これまで見向きもしていなかったところに、こんな可能性が広がっていたなんて。よく耳にする「興味がないことにも挑戦してみよう」という言葉の意味が、やっと理解できた気がします。
可能性は無限大。体験祭を通して、思いがけない発見がありました。興味深く引き込まれる授業体験に、ZEN大学の授業への関心がさらに高まっています。
2025年4月開学予定のZEN大学、これからの情報にも注目です! (文=瑠璃)
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※ZEN大学(仮称)は設置認可申請中のため掲載している内容は今後変更の可能性があります。