若山学長に聞くZEN大学の魅力|N/S高新聞実行委員会

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2024年10月22日(ZEN大学設置認可申請中)に、N/S高新聞実行委員による、ZEN大学を特集した「N/S高新聞 保護者通信版 号外」が発行されました。N高グループの在校生や希望者にお届けする保護者通信とともにお届けしています。
今回は、実行委員のいわしさん、きほちゃさんによるインタビューをご紹介します。


ZEN大学を率いるリーダーである学長。学長はどんな方でどんなことをしているのか、お話を聞いてきました!
 

--今回は、インタビューをよろしくお願いします! 最初に、ZEN大学の学長として、現在どういったお仕事をされているのかを伺いたいです。
 
 開学のための認可に向けて準備を進めており、大学の仕組みや授業内容の検討をしています。他には、私の専門の数学のカリキュラムの内容について、担当のスタッフと一緒に考えたり、「アカデミックリテラシー」という、全ての学生が大学で学ぶための方法を身につける最初の授業などを準備しています。(編集注:以上、2024年10月の設置認可申請中のインタビュー時)

 
--なるほど。開学に向けて、様々な準備をされているんですね! それでは、若山学長の考えるZEN大学の魅力はどんなところでしょうか?
 
 学生が自分で学びを設計できることですね。ZEN大学は「知能情報社会学部」の1学部のみです。ですが、実に多岐にわたる先生がいて、文系の学びにも理系の学びにもチャレンジでき、オンラインという環境の中で、250科目以上の、幅広くオリジナルな学びを自ら設計できます。ただ、全てが学生任せだと、学生にとってはどの授業を選べばよいのかわからないなどの難しさもあると思います。そこで、大学生活や学修についてそれぞれ専門のアドバイザーに相談できる体制も取っています。自由とサポート、この2点が魅力かなと思っています。
 
 
--オンラインで大学に通うことのメリットとデメリットを教えてください。
 
Slackをはじめとしたオンラインコミュニケーションは、特にテキストのやりとりが必須になるため、デジタルツールの扱いが自然に上達し、さらに国語力が育ちやすいと考えています。文章の精確な読解力や豊かな会話力が知らず知らずのうちに身についていきます。その上、オンライン上でできた友達と会うことができたときの喜びはひとしおでしょう。

デメリットはやはり直接の交流がしにくいというところですね。ZEN大学では、そこで通常の授業に加えて課外活動としてインターンシップや企業・自治体訪問、海外留学など直接会える手段をたくさん用意しています。そうした場でも、身についた国語力は大いに発揮できると思います。
 
 
--私もN高に入学してから、距離があるからこそ対話の機会を楽しめるようになり、人と話すのが楽になりました。大学生に提供できる学びとして、まだまだ工夫の余地があると感じている部分はありますか。
 
AIの発展が必然の現代、それを積極的に学び、利用すべきだと思っています。しかし、発達による変化が激しいので、講義動画を作成しても来年になったら内容を変えなくてはいけないかもしれない。そのため、講義動画は一度作成したら終わりではなく、変化に合わせた工夫は続けていくべきだと考えています。
 
 

若山学長は穏やかで素敵なお人柄をお持ちの方でした。ZEN大学のディープな部分に迫ることができ、今後の展望に期待が高まりました!
(N/S高新聞実行委員:いわし、きほちゃ) 

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