ZEN大学 教授でコンテンツ産業史アーカイブ研究センター(HARC)所長の細井浩一が「令和6年度京都市芸術振興賞」を受賞しました(2025年3月19日発表)。
「京都市芸術振興賞」は、京都市内で活動を行い、新人の育成や文化芸術に係る活動環境の向上に多大な功労があった方々に授与され、その功績を称えるものです。
【受賞理由】
日本の表現文化資源(浮世絵からゲームまで)の長期的保存から活用までを一つの社会的プロセスとして捉え、文化資源としての組織化に寄与する人材や機関、制度の構築を模索し、その研究に力を注いできました。中でも産学公連携によるゲームの包括的な保存活動「ゲーム・アーカイブ・プロジェクト」は1990年代後半から継続。講演活動や後進の育成にも尽力するなど、日本におけるゲーム研究の第一人者として多大な貢献を果たしています。
【受賞コメント】
伝統芸術と古典芸能の中心である京都において大変名誉な賞をいただきましたが、私個人ということではなく、京都を拠点とした産学公の枠組で長く取り組んできたゲーム研究の活動全体が評価されたと思っています。また、受賞理由としてゲームが文化芸術であり学術的な研究対象であると明瞭に位置づけられました。これは、日本の大学で初めてマンガ、アニメ、ゲーム、IT、ネット文化の相関する近現代史を体系化したカリキュラムを持ち、コンテンツ産業に関わる一次資料をアーカイブする研究所を有するZEN大学にとっても、大きな意義があると考えます。
京都市公式サイト:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000338316.html
京都市報道発表資料:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000338/338316/houdousiryou.pdf
ZEN大学 コンテンツ産業史アーカイブ研究センター(HARC)▶ https://zen.ac.jp/harc
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コンテンツ産業史アーカイブ研究センター(HARC)所長の細井浩一が「令和6年度京都市芸術振興賞」を受賞
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