INTERVIEW
特待奨学生インタビュー

特待奨学生インタビュー
ZEN大学では、大学での学びを超えて実社会で活躍する学生を、日本財団のサポートによる特待奨学生支援制度を通して支援しています。今回は、特待奨学生支援制度を利用された井村和花さん、福田カポノ瑳介さんのお二人に話を聞きました。

井村和花さん
東京都在住、全日制高校出身。イラストやゲーム制作、演劇などに取り組む。
福田カポノ瑳介さん
鹿児島県在住、N高等学校(以下、N高)出身。サーフィンをはじめとしたマリンスポーツやウィングフォイルというセーリングに取り組む。
- 左から今回のインタビュアーである溝谷美音さん、ZEN大学の井村和花さん、福田カポノ瑳介さん
Q.ZEN大学での学生生活をどのように送っていますか?
井村
オンデマンド授業はいつでもどこからでも履修できるので、私は夕方から夜にかけて授業を受けています。それ以外の時間はゲーム制作をしたり、昼は喫茶店でバイトをしたりしています。私としては通信制が一番自分に合っているかなと思います。作業が一番進む夜でないと集中できなくて。全日制では朝から学校へ行き、授業を受けたり、友達としゃべったりするのは楽しかったのですが、やっぱり負担なところもありました。
福田
サーフィンなどのマリンスポーツは日中にしか取り組めないので、他の大学でなら授業を受けている時間に練習をして、夜に学修をしています。海の状態が悪くて練習できない時は、昼から勉強することもあります。フレックスに時間を使えるのが最高です。大学に入ってからは、自分の活動もさらに忙しくなったので、勉強との両立が少し難しくなりました。でも、N高で要領を覚えたところはあるので、うまく時間を使えているかなと思います。
Q.どんな授業をとっていますか?
井村
私はコンピュータ系や情報系、数学や心理学をとっています。心理学はゲームのシナリオ作成にもある程度役に立ちますし、普段のメンタルの持ちようや、日々生活する中でのコツとしても役立つと思っています。
福田
僕も心理学は興味本位でとっています。将来的にはスポーツ系の会社を立ち上げたいと思っているので、経営学なども履修しています。
Q.ZEN大学の特待奨学金制度はどうやって知ったのですか?
井村
入学した後に、ZEN大学のウェブサイトを詳しく見ていた親が「こういうのがあるらしいよ」と教えてくれました。奨学金の50万円で大学の年間授業料が賄えるので経済的負担の軽減になるのではないかと思って応募しました。
福田
僕はN高の時に「アスリートクラス」に所属していて、その時の関係者の方に「ZEN大学に入るのならこういう特別な奨学金制度がある」というのを教えてもらい、これを活用したらいろいろな大会にも出場できるんじゃないかということで、申し込みました。

Q.申し込むにあたって、迷いましたか?
井村
申し込み時は、何も実績がなかったのでちょっと悩みました。奨学金は、すでに実績がないと選ばれにくいのではないかと思っていたからです。やる気や想いが本当に伝わるか不安だったので、どうしようかなという思いはありました。
そのような中、奨学金の説明会で、スタッフの方が「実績がなくても申し込めますよ」とおっしゃっていたので、「そう言うなら…」と。やる気は本当にあるので、伝わってくれ!という感じでした(笑)。
福田
僕は「奨学金があるのならぜひ受けたいな」とすぐ決断して申し込みました。自信もあったので、面接も自己肯定感強めに頑張りました。面接は何を聞かれるのか、事前の情報がなく不安でしたが、自分が本当にやりたいことをしっかりまとめていれば、きちんと言葉にできたので、そこは結構うまくいったかなと思います。
Q.特待奨学生として選ばれた際の率直なお気持ちを教えてください。
井村
自分の活動資金や学費の支払いに活用できるので良かったというのはありますね。また、活動資金が入ることによって今後の活動がスムーズになると感じて明るい気持ちになりました。
福田
僕も率直にとにかく嬉しいし、大会の活動費に充てられるので、これからさらに大会が増える中で、「どの大会にしようかな」と選択肢も広がって、新たな楽しい悩みが増えました。

Q.奨学金はどのように活用されていますか?
福田
今年、3つの国際大会に出場しました。去年は1戦のみだったので、単純に2戦増えています。ヨーロッパ圏で行われるものが多く、円安でユーロが高いので、年に3回行けるというのはとてもありがたいことです。
井村
私は作品制作の機材に充てました。ずっと使っていたiPadがボロボロになって動かない状態だったので、本当に助かりました。
Q.これからどのように社会に携わっていきたいと考えていますか?
井村
心に残る作品を作りたいと思っています。というのは、自分が辛かった時期にゲームや作品のコンテンツに支えられてきたからです。社会問題の解決としては、私も誰かのことを救うとまではいかなくても、ちょっとした心の支えになったり、「頑張ってみようかな」と思えたりするようなものを作ることで貢献できたらなと思います。
福田
世界陸上などメジャーなスポーツに救われている人は多いと思います。サーフィンはやっとオリンピックで実施されるようになり有名にはなってきていますが、やっぱりマイナースポーツなので、トップの選手でも最低限の生活費を稼げているというくらいで、それ以上稼げていない人がほとんどです。僕はそういった人たちが、地元の企業とスポンサーシップを結んで、地元の特産品について世界に発信していく代わりに活動費をいただくというような関係を築けるよう、間に入って繋げるマネジメントの会社を作りたいと思っています。稼げないからこのスポーツをやめてしまうという人もたくさんいて、それはこれからを目指していく子どもたちにも夢がなく悲しいことです。僕はそこに社会課題があると思うので貢献していきたいなと思います。
Q.特待奨学生としての経験を今後どうやって社会に還元していきたいと思いますか?
福田
僕の選手活動が終わった後にと考えていますが、次世代のポテンシャルを持った子どもたちが、スポーツに興味を持ったらすぐに始められる土台を作っていきたいです。選手になってからもスポンサーをつけてしっかりとスポーツに専念できるような社会にしていきたいと思いますね。バイトなどをしていると練習時間を削らないといけないので。
井村
演劇など大きな良い作品を観ると気持ちが変わって人生の経験値が上がったように思えたり、アニメの名言に救われる人がいたりするように、「ああいう言葉があったな」と思い出してもらえるような作品を作り続けていきたいなと思っています。
Q.これから特待奨学金に申し込もうと考えている学生や保護者に向けて、メッセージをお願いします。
井村
ZEN大学の特待奨学生支援制度は、自分の興味や関心、挑戦したいことにとても寄り添ってくれます。少しでも興味あるものがあったら頑張ってみてください。応援しています!
福田
今回奨学金をいただいて、世界選手権に出場することができました。世界のさまざまな波に乗って、違う国の違う価値観の人たちと素晴らしい経験をさせていただいて、この経験は何事にも代えがたく、結果もついてきたので本当にありがたく思っています。これから奨学金に申し込もうと思っている方は、自分に自信がなくても、やりたいことがしっかりあるのであれば、ZEN大学はしっかりサポートしてくれると思うので、経歴など気にせず、ぜひ頑張って申し込んでみてください。

返済不要
特待奨学生支援制度
ZEN大学での学びを超えて活躍する学生を支援するZEN大学独自の奨学金(学内の奨学金)です。
