ZEN大学では、2025年10月から2026年3月にかけて、KADOKAWAが掲げる「サステナビリティ」や「社会課題解決型のビジネス」を題材に、ZEN大学生が自ら企画を立案し、最終的にKADOKAWAへ提案する実践型プロジェクト『KADOKAWAプロジェクト公募 in ZEN大学―サステナビリティをテーマに「次の未来」を企画する―』を実施しました。
今回は、このプロジェクトに参加した久保 楓奈さんのレポートをご紹介します。
皆さん、こんにちは。ZEN大学2年生の久保 楓奈と申します!
今回は、私が学内の「KADOKAWAプロジェクト公募 in ZEN大学」に応募し、プロの方々と一緒に企画をブラッシュアップしながら、プレゼン本番まで挑戦した経験についてお話ししたいと思います。
「何か新しいことに挑戦してみたい」
「アイデアはあるけれど、どう形にすればいいかわからない」
そんな人に、少しでも参考になる経験談になれば嬉しいです。
地域での出会いが、企画のきっかけになった
始まりは、ZEN大学の地域連携プログラムで福島県西会津町の「奥川」を訪れたことでした。
そこは、50代以下の住民が30人ほどしかおらず、「20年後には集落がなくなってしまうかもしれない」と言われている地域です。
現地では、昔から語り継がれてきた民話を地域の方々から聞かせていただく機会がありました。と同時に、人口減少に伴い、そうした昔語りの語り部がどんどん減少している現状を知りました。
プログラム終了後、「この地域とどうすれば継続的に関わっていけるか」を模索していたところ、学内で「KADOKAWAプロジェクト公募」を見つけたのです。その時に思い浮かんだのが、「地域に残る民話や声を、デジタルの力でアーカイブとして残せないか」というアイデアでした。
「やりたい」を企画にする難しさ
一次選考通過後は、KADOKAWAの社員の方々にサポートしていただきながら、オンライン面談を重ねて企画をブラッシュアップしていきました。
私はこれまで、本格的に企画を立てたり、ビジネスとしてプレゼンをした経験がほとんどありません。そのため、「やりたい」という気持ちはあっても、それを“企画”として成立させることの難しさを何度も痛感しました。
面談では、「確かにそこまで考えられていなかった…」と気づかされる視点をたくさんいただきました。いただいたアドバイスを理解し、自分の企画にどう落とし込むかを考えるのは簡単ではなく、かなり悩みながら修正を重ねる日々でした。
また、スライド作成もほぼ手探りの状態からのスタートで、図解の見せ方や情報の整理方法なども、その都度調べながら少しずつ改善していきました。
特に最後まで苦戦したのが、「5分」という発表時間です。話したいことはたくさんあるのに、全部を入れることはできません。だからこそ、「何を伝えて、何を削るか」を最後まで考え続けていました。言葉だけでは伝わりきらない部分を、スライドでどう補うかという点も含め、本当に難しかったです。
プレゼン本番で感じたこと
プレゼン本番は、実際にKADOKAWA社へ伺い、夏野社長の前で発表を行いました。
会場に入った瞬間からかなり緊張していましたが、ここまで準備してきたものをしっかり出し切ろうという気持ちで臨みました。
発表後には、さまざまな立場からフィードバックをいただきました。企画の改善点について厳しい意見をいただく場面もありましたが、それ以上に、「プロはこういう視点で企画を見るんだ」という学びがとても大きかったです。
自分に足りない部分もたくさん実感したものの、「もっと良くできるかもしれない」「また挑戦したい」という前向きな気持ちになれた貴重な時間でした。
ゼロから作るからこそ面白い
今回の経験を通して一番感じたのは、「自分の経験や思いをもとに、ゼロから形にしていくことの難しさと面白さ」です。
「やりたい」という気持ちを、しっかり人に伝わる企画にしていく。そのために、考えて、悩んで、修正して、また考える。その過程そのものが、自分にとってとても大きな成長に繋がりました。
また、自分一人では思いつかなかった視点を、プロの方々との対話を通して得られたことも、とても貴重な経験だったと感じています。
これから挑戦する人へ
ZEN大学には、今回の企業連携プログラムや地域連携プログラムをはじめとした、オンラインの学修のみならず、自分の可能性を広げてチャレンジできるリアルな活動の機会が多く存在します。
私自身、もともと自ら行動を起こすのが得意なタイプではありませんでした。しかし、勇気を出して新しい環境に飛び込んでみたことで、自分の興味ややりたいことを見つけるきっかけになり、それがまた次の挑戦へと繋がっていく感覚を知ることができました。
最後になりますが、今回このような貴重な成長の機会をくださったZEN大学の皆様、親身になってサポートしてくださったKADOKAWAの社員の皆様、そして温かく迎え入れてくださった奥川の地域の方々、本当にありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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