ZEN大学2年生の森花菜さんが、学生出版コンテスト「第22回出版甲子園」において、自身の企画『熱帯魚の赤ちゃん「豆チョウ」採集GuideBook』でグランプリを受賞しました。
出版甲子園は、学生の企画を商業出版へとつなげるコンテストです。全国の学生から寄せられた数多くの企画の中で、3次にわたる審査を経て選ばれた7名のファイナリストが決勝大会に臨みました。
森さんの企画は、関東以北の沿岸でも見られる南方性チョウチョウウオの幼魚(通称:豆チョウ)の採集と飼育に焦点を当てたガイドブックです。誰もが目にしたことはあっても名前までは知らない「豆チョウ」に着目した独自性と、一冊の本を書き上げられるほどの豊富な知識と経験が高く評価されました。また、決勝大会でのプレゼンテーションでは、シュノーケリング姿で登壇し「豆チョウ」への情熱を表現して多くの支持を集めました。
森さんは神奈川県真鶴町に在住し、半島の豊かな自然や町の魅力を伝えるウェブサイトを自ら運営するなど、地域創生活動にも取り組んでいます。その活動は真鶴町長からも認められており、親しみと敬意を込めて「豆町長」と呼ばれるほど、地域に根差した活動を展開しています。
また、神奈川県湯河原町で学習支援のアルバイトにも従事し、生活保護世帯や在日外国人の子どもたちへの支援を通じて、育った環境による「体験格差」が学習理解に及ぼす影響を痛感した経験から、今回の書籍企画には、身近な海の多様性に触れる機会を提供することで、こうした社会課題へアプローチする意図も込められています。
今後は大手出版社との連携のもと、来年初夏の刊行を目標に取り組む予定です。
<森さんのコメント>

物心ついた頃から家族と一緒に豆チョウ採集を楽しんでいました。チョウチョウウオと言っても色んな種類がいて、大人のコレクション欲も満たしながら家族で楽しめて、体験しながら学べるマリンアクティビティや、豆チョウの可愛らしさや飼育の楽しさを多くの人に伝えたいと考え、この企画を立てました。
出版を一つのステップとして、将来的には「豆チョウ水族館」をつくりたいという夢を持っています。また、真鶴町での活動を通じて、子どもたちが地域の自然に触れ、新しい気づきを得られるような体験学習の場を広げていきたいです。




