授業の学びが作品になる! pixiv提携科目の最終課題&学生作品をご紹介

ZEN大学がピクシブ株式会社と提携して展開する「pixiv提携科目」は、クリエイティブな知識やスキルを学べる計21科目からなるクリエイティブ科目群です。第一線で活躍するクリエイターから、社会で活きるクリエイティブの視点やスキルを学びます。

今回は、2025年度に開講した7科目で学生が取り組んだ最終課題の内容と、実際に提出された課題作品をご紹介します。授業ではどのようなことを学び、学生は学んだことをどのように生かして最終課題に取り組んでいるのか。ぜひご覧ください。

※紹介する課題内容は2025年時点のものです。課題内容は年度毎に変更になる可能性があります。

興味関心から探す pixiv提携科目

pixiv提携科目は21科目をラインナップ。それぞれの興味関心に合った科目が、きっと見つかります。ぜひ「やってみたいこと」から、気になる科目を探してみてください。

やってみたいこと

おすすめの科目

デジタルイラストを基礎からはじめたい

デジタル画像技法論Ⅰ - デジタルイラストツール基礎

人や風景を観察する力を身につけたい

デジタル画像技法論Ⅱ - クロッキーとスケッチ

色の選び方から表現について学びたい

イラストとエンタテインメントC - 色彩表現概論

模写や構図を通してイラスト表現を深めたい

イラストとエンタテインメントA - イラスト制作基礎 模写制作

イラストとエンタテインメントB - イラスト制作基礎 構図/構成

お題に沿った一枚絵を描けるようになりたい

イラストとエンタテインメントD - キービジュアル

マンガ原作やビジネスを学びたい

デジタル画像技法論Ⅲ - マンガ概論

2025年度は、デジタルツールの基礎、観察、色彩、模写、構図、キービジュアル、マンガを扱う7科目が開講しました。学生は各回の授業後に、振り返りや実践を兼ねた授業内課題に取り組み、最終課題では学んだ内容を作品として形にしました。

初めて「クリエイティブ」に挑戦する人向けの3科目

デジタル画像技法論Ⅰ - デジタルイラストツール基礎

科目担当教員 ディープブリザード

最終課題の主題 任意の物、またはオリジナルキャラクターをモチーフに、着彩したイラストを一枚完成させる

代表的なペイントソフトであるCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の使い方を基礎から学び、最後は自分で選んだモチーフから一枚のイラストを仕上げます。授業で身につけたツール操作技術を組み合わせながら、線画から着彩、完成データの書き出しまでを実践する課題です。

<学生の課題作品例>

左:匿名希望さん / 右:らーひーさん

履修者のコメント

今まで何度もクリスタに挑戦してきましたが、まともに使うことができず挫折ばかりでした。授業のおかげで着色どころか陰影やハイライトまで体験することができて、とても嬉しかったです。今後も授業の内容を反芻しながら、楽しく使いこなせるように頑張りたいです。(らーひーさん)

 

デジタル画像技法論Ⅱ - クロッキーとスケッチ

科目担当教員 下田スケッチ

最終課題の主題 人物または風景のどちらかを選び、細部を観察しながらスケッチする

人物を選ぶ場合は、人体の動きや服のしわが伝わるポーズを捉えることを意識します。風景を選ぶ場合は、自然や建物、屋内の様子などを注意深く観察。目の前の対象をよく見て、シルエットや動き、特徴をつかむことに挑戦する課題です。

<学生の課題作品例>

左:奥山 凜さん / 右:KAZUさん

履修者のコメント

課題を通して描くことそのもののハードルが下がり、自信が持てた。今後絵を描いていくうえで重要な基礎となる部分を築くことができた。これからも、普段から「描く」視点で周りを観察して捉えていきたい。(奥山 凜さん)

 

イラストとエンタテインメントC - 色彩表現概論

科目担当教員 早川涼太/ゲスト講師 桜井輝子

最終課題の主題 課題の線画に、見る人へ伝えたいテーマを設定して着彩する

用意された線画に色をつけるため、絵を一から描くことに不安がある人でも取り組みやすい課題。同じ線画でも、選ぶ色や明るさ、影、効果によって印象は大きく変わります。見る人にどのような感情や物語を受け取ってほしいかを考え、画面全体に色を施していきます。

<学生の課題作品例>

左:涼風さん / 右:sonicさん

履修者のコメント

絵を描いたりすることにほとんど関わったことがありませんでした。しかし、色の歴史や組み合わせなどを学習していくと、たくさん考えたり工夫するところがあってとても面白かったです。今後も絵に触れていくことに苦手意識を持たずに挑戦していきたいです。(涼風さん)

イラストの実践スキルを深めたい人向けの3科目

イラストとエンタテインメントA - イラスト制作基礎 模写制作

科目担当教員 たいら あきら/ゲスト講師 フジワラヨシト

最終課題の主題 課題作品または自分で選んだ作品を、授業で学んだ模写技法を使って描く

模写する作品の形、色、光、構成を細かく観察し、どのような要素で成り立っているかを確かめながら再現します。ただ似せるだけでなく、元の作品を分析し、制作者の工夫を読み解く視点を養う課題です。

<学生の課題作品例>

左:わさびさん(課題模写作品:Mion「くおっからいふ」の日向ぼっこ)
右:匿名希望さん(課題模写作品:さいとう なおき「Ethereum-girl ♯1」)

履修者のコメント

今まで模写をする際、深く考えて描いたことがありませんでした。今回の授業で初めてグリッドや比率、ビッグシェイプといった具体的な技法を学び、「思い込みを捨てて、見たままを描く」という意識が非常に重要だと分かりました。(わさびさん)

 

イラストとエンタテインメントB - イラスト制作基礎 構図/構成

科目担当教員 六番/ゲスト講師 絵葉ましろ

最終課題の主題 授業で学んだ基本構図を使い、「旅」をテーマにカラーラフを完成させる

日の丸構図、三分割構図、対比構図など、授業の中で学んだ9つの基本的な構図からひとつを選びます。依頼者に提出することを想定しながら人物や背景を配置して、「旅」というテーマを画面全体で伝える課題です。

<学生の課題作品例>

左:匿名希望さん / 右:メナさん

履修者のコメント

色彩と構図の関係や、動的・静的構図、視線誘導など様々なことを新しく知り、自分のイラストに感じていた物足りなさの理由がわかってとても学びになりました。特に視線誘導で見る順番をコントロールできることや、構図や色選びでこんなにも思いが伝わりやすくなることが興味深かったです。(メナさん)

 

イラストとエンタテインメントD - キービジュアル

科目担当教員 たいらあきら/ゲスト講師 荻pote

最終課題の主題 ZEN大学から依頼を受けたと想定し、仕様書を読み解いて学内向けキービジュアルを制作する

テーマやイメージカラーなどが書かれた仕様書をもとに、一枚のイラストを制作します。自分の描きたいものを形にするだけでなく、依頼の目的を読み取り、見た人へ学びの楽しさが伝わるビジュアルを考える実践的な課題です。

<学生の課題作品例>

左:綾瀬さん / 右:GUMIさん

履修者のコメント

キービジュアルの制作過程は普段見ることがない工程なので、今後依頼などを受ける場合かなり役立つのではないかと思いました。授業を受け、イラストを描くだけでなく、取引先との円滑なコミュニケーションなどが大事になるということを特に学びました。(GUMIさん)

マンガで物語を形にしてみたい人向けの科目

デジタル画像技法論Ⅲ - マンガ概論

科目担当教員 赤坂アカ

最終課題の主題 授業内課題で自ら制作を進めた脚本をもとに、オリジナル短編マンガのネームを制作する

授業内課題を通じて考えた脚本から、最も盛り上がる場面を選んでマンガのネームを作成します。コマの大きさや視線の流れ、セリフの配置などを考えながら、物語を読者に伝わる形へ組み立てていきます。

<学生の課題作品例> ※作品は右から左へ読みます

sheliousさん ※一部ページ抜粋

匿名希望さん ※一部ページ抜粋

履修者のコメント

商業性を得るために必須の考え方や、創り手としての着地点を定める必要性などを学び、漫画に対する多くの新しい見方に気がつくことができました。面白い作品を作るために、日頃から分析を重ね知識を蓄え、いつでも引き出せるよう努力を続けることが重要だと理解しました。(匿名希望さん)

課題を完成させるまでの過程も学びになる

今回紹介した最終課題には、授業の過程で制作したラフや脚本、キャラクター設定、練習作品を発展させて仕上げるものもあります。各回の授業内課題で学んだことを生かし、最終課題でイラストやマンガ、ポスターなどの作品として完成させます。

「デジタルイラストを描いてみたい」「好きな作品の見方を深めたい」「自分のキャラクターや物語をつくりたい」。そんな気持ちがある人は、ぜひ気になる科目を探してみてください。経験や興味に合わせて、さまざまなテーマから選ぶことができます。

2026年度後期にも、今回紹介した科目が開講されます。気になる方はぜひ、シラバスサイトで詳しい授業内容を確認してみてください。

▼pixiv提携科目特設サイト
https://creative.zen.ac.jp/pixiv/

▼ZEN大学シラバスサイト
https://syllabus.zen.ac.jp/

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